- プレート状のモノリスシリカ表面にプロテインAまたは、プロテインGを固定化することにより、短時間での抗体精製を可能にしました。
- 目的IgG抗体の精製、濃縮及び培養液中のIgG抗体濃度測定を簡便にできます
- 形状タイプは4種類。
- それぞれにプロテインAとプロテインGの2種の修飾タイプがあります。
※ シリンジタイプ及びファンネルタイプは溶媒は別売り(EY-S01)となります。
アプリケーションデータ(市販抗体医薬品でのカラム性能)
※改変プロテインG及びシリカ表面への高密度化学結合技術は、独立行政法人産業技術総合研究所にて発明、開発されました。
この技術を用いて抗体精製用モノリスシリカカラム「Ex-Pure」は京都モノテックで開発及び生産を行っております。
ご使用、ご検討の際には必ず取扱説明書をご一読ください
スピンタイプ操作例 |
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スピンカラムの性能 | |
Ex-Pure ProA(プロテインA) | Ex-Pure ProG(プロテインG) |
図2 | 図3 |
Ex-Pure ProAをリガンドとしたスピンカラムで0.4mgまでのヒトIgGを90%以上の回収率で精製できます。(図2) また、各工程でのタンパク質量を0.3mgまでほぼ定量的に測定することが可能です |
Ex-Pure ProGをリガンドしたスピンカラムもEx-Pure ProAと同様に簡易抗体を精製・回収することができ、各工程で通液のタンパク質量を定量的に測定することが可能です。 さらに、Ex-Pure ProAには結合できないIgG3タイプの抗体も精製・回収することができます。 |